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口腔外バキュームの導入によるメリット
削りカスだけでなくウイルスも吸引できる口腔外バキューム
皆様、口腔外バキューム(口腔外サクション)をご存知でしょうか?
口腔外バキューム(口腔外サクション)というのは名前の通り口の外にある大きな吸引装置(掃除機のようなもの)です。
診療室に浮遊する金属や歯の削りカス、人から人に感染するB型、C型肝炎ウィルス及びエイズウィルスや風邪のウィルス、様々な細菌などは吸い込んだ人体に悪影響を及ぼす原因となってるといわれております。
口腔外バキューム(口腔外サクション)はこれらの有害な浮遊物を患者さんの口元で吸引することによって診療室内をクリーンに保ち院内感染のリスクを減らす役割があります。
京急蒲田歯科は皆様がよりクリーンな環境で過ごせるよう口腔外バキューム(口腔外サクション)を導入しております。
口腔外バキュームってどんな装置?
歯を削る時には、高速で回転する器具を使っています。ですから、削った歯や金属の詰め物の粉塵、唾液、血液などがどうしても飛び散ってしまいます。それを素早く口の中で吸い込んで、ドクターの手元を見やすくするのが「口腔内バキューム」と言う器具です。
しかし、飛び散る粉塵を口の中だけですべて吸い込むことはできないのです。そこで使用されるのが「口腔外バキューム」です。
●口の外で粉塵をしっかり吸い取る
口腔外バキュームは、その名の通り「口の外で粉塵を吸い取る」のが目的です。口の中で使用する「口腔内バキューム」と同時に使用することによって、治療の時に飛び散る粉塵をしっかりと吸収します。
●吸収率はなんと2倍に!
口の中と外、2箇所で粉塵を吸収すると、どれほどの効果があるのでしょうか?「歯界展望」によると口腔内バキュームだけを使用した時は、30-40%の吸収率だったのに対し、口腔外バキュームを同時に使うと80-90%も粉塵を吸収できたのです。約2倍も違ってくるということがわかります。
●患者の健康にとって欠かせない
歯の治療の時に飛び散る粉塵は、ドクターの手元が見えにくくなるというだけではありません。患者がもっているウイルスも共に飛び散ってしまうため、院内感染を引き起こす原因ともなるのです。
当院では、歯科医院が清潔に保たれていることは、安心して治療をうけるためにはとても重要な事だと考えています。